脳は“予測不可能なご褒美”を欲する
こんにちは、ぱれです。
みなさんはパチンコしてますか?
私は無事に卒業することができました(大嘘)
今回は、一度ハマると抜け出せない
“パチンコにハマる仕組み”
これを心理学で分かりやすく解説します。
パチンコの魅力はなんと言っても「いつ当たるかわからない」という不確実性です。
これを心理学では
「変動比率強化(variable ratio schedule)」と呼びます。
これは「一定の回数でなく、ランダムに報酬が与えられる状況」で、最も人を夢中にさせる仕組みです。
例えば、ガチャでレアアイテムを狙う感覚と同じです。
当たった瞬間、脳はドーパミン(快感を感じる神経伝達物質)を大量に分泌します。
人はこのドーパミンの「快感」がクセになるのです。
「次はきっと…」と思い込む心理
負けが続いても「次は当たるはず」と感じるのは
「ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)(Gambler’s Fallacy)」という心理現象です。
これは「確率の偏りを期待する思考のエラー」のこと。
例えば「10回外れたから次は当たるだろう」と感じるのは誤解です。
実際には、どの回も確率は変わらないのに、脳は「法則がある」と錯覚してしまうのです。
ふむふむなるほど…4回も単発が続いてると言うことは…
次辺りは連チャンするはずだ!!…
感覚刺激の効果で「心地よい」
パチンコ店の音、光、振動は
すべてが心理的に計算された刺激です。
これらの刺激は「感覚刺激(sensory stimulation)」によって心を高揚させる効果があります。
ピンピロパンピロピン~♪
また、周囲に人がいることで孤独を感じにくくなり
「社会的つながりの欲求」(マズローの欲求階層理論で示される人間の基本的欲求)
を満たす仕組みも備わっています。
これらが、ストレス発散や癒しとしての役割を果たし「また行きたい」と思わせ、
行けば負けると分かっていても、行ってしまう状況を作り出してしまうのです。
パチンコは「ハマれば中々抜け出せない沼」のような物です。
私たちの貴重な人生の時間とお金を蝕みます。
今後「パチンコの沼から抜け出す方法」も心理学的に解説したいと思います。
最後まで閲覧いただきありがとうございました!
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