無意識に嫌われてしまう…
あなたの周りにこんな人はいますか?
あなたはこんな行動をしていませんか?
このような他人に嫌われる行動です。
そこには「キック・ミー」という心理が働いているかもしれません。
今回は「無意識に嫌われる行動をとってしまう」
「キック・ミー」について解説します。
「キック・ミー」とは
「キック・ミー」とは…
文字通り「私を蹴って」「私を嫌って」と言うことです。
これは人との関わりにおいて生じる不毛なコミュニケーション(ゲーム分析)の1つです。
あえて嫌われたり、怒られる様な関わりを無意識に行います。
「キック・ミー」を行う心理
この様な行動をとる心理として
「自分には愛される価値がない」
という思いが無意識にあります。
この思いは幼少期の両親との関わりが深く関係します。
幼少期の虐待や厳し過ぎる躾など、両親に甘えられない、自身の存在を肯定されない環境が関係していると考えられます。
また、こういった環境の中でも両親からの
「承認」を得たいという思いはあります。
「虐待を受けている時は、自分を見てくれている」
これが「成功体験」となり
成長してもその感情は残りこの様な
「嫌われる関わり」をしてしまうのです。
嫌われることで注目を浴び、存在を示すことで「安心感」を感じているのです。
1番の恐怖は「承認」が全くないことです
「承認の飢餓状態」から「マイナスの承認」を得ようとするのです。
「キック・ミー」への対処法
相手が「キック・ミー」を繰り返す場合の対処法
この不毛な「闇のゲーム」に乗らないことです。
「この関わりは、キック・ミーだ…」
と認知した上で関わることで心に余裕が生まれます。
また、必要最低限の関わりに留め相手と距離を取ることで回避することが出来ます。
あなたが「キック・ミー」を繰り返す場合の対処法
あなた自身が「キック・ミー 」と言う不毛な「ゲーム」を行っていることに気付く必要があります。
気がつくことで、そこからの行動を変化させることが出来ます。
これがはじめの一歩です。
次に、本当は相手とどのような関係を築きたいのか。どうしていきたいのか。考えてみて下さい…
幼少期に受けた「心のキズ」は大人になった今でも
「負の感情でしか人と繋がれない」という思いを強くしています。
しかし
人は楽しい感情や嬉しい感情でも繋がることができます。
本当は、その様な楽しい感情で他者と繋がりたいと思うのでないでしょうか?
過去(幼少期)を振り返っても
両親から愛情を注いで欲しかった。
と感じたのではないでしょうか…
自分を嫌いにならず、自分の気持ちを肯定的に受け入れる所から始めてみましょう。
自分を肯定できず苦しいのは、自分を好きになりたいからこそです。
最後まで閲覧いただきありがとうございます!
今回の記事があなたの人生の役に立てれば幸いです!
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