詐欺の扉 フット・イン・ザ・ドア・テクニックを小学生にも分かるよう解説

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フット・イン・ザ・ドア・テクニック解説

こんちには!ぱれです。

今回は、私が詐欺被害の体験を元にした記事

「明日は我が身、詐欺とマインドコンロール」でも少し触れた

フット・イン・ザ・ドア・テクニック

について短いですが簡単にお話します。

そもそもフット・イン・ザ・ドア・テクニックとは?

人は、要求を一度受け入れると一貫性を持ちたくなります。その心理を利用して、初めに小さな要求を通し、段階的に要求を大きくし、本来の目的である要求を通すテクニックです。

小学生でも分かる簡単説明

人は頼み事をされた時に、それを引き受けると次の頼み事も引き受けたくなります。それを利用して、小さい頼み事の後に、本当に頼みたい事を引き受けさせる方法がフット・イン・ザ・ドア・テクニックです。

訪問販売を例に具体的に解説

訪問販売を例にイメージしやすく解説します。

「すぐ終わるので1分だけ話を聞いてくれませんか?」

玄関を開け話を1分聞く。と言う小さな要求をします。これが最初の要求です。

その要求が通った後に

「少しだけ商品を見てくれませんか?」

と次の要求をします。これが2つ目の要求になります。

そして次に

こちらの商品、いかがでしょうか?」

本命の商品の購入を要求するのです。

汎用性抜群、悪用厳禁

これは詐欺にかかわらず、ビジネスや普段の生活などに幅広く活用されています。

悪用は厳禁ですが、非常に使いやすく汎用性の高い、便利な心理技術です。

興味のある方は意識して使ってみてください。

また、自分で日常生活で使ってみることで

「今、フットインザドアテクニックを使用されている」

ということに、気がつくことができ

詐欺被害から身を守ることが出来るかもしれません。

 

この記事が、あなたの今後の人生の役に立てると幸いです!

最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。

 

 

簡単解説詐欺
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ぱれいどりあ(ぱれ)です。
閲覧いただきありがとうございます。
日常に潜む心理学を分かりやすく解説することで、生活を豊かにする考えや知恵を共有できたらと考えています。
日々、医療に携わる中でカウンセリングや心理学の知識を学び実践しています。
よろしくお願いします。

主な資格:
公認心理師

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