嘘VS心理学 確率54%の壁を越えて嘘を見抜け!

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心理学

ユダ(裏切り者)は誰だ!?

こんにちわ、正直者のぱれです!🤥

いつも閲覧いただきありがとうございます!

あなたは、嘘をつきますか?

私は全く嘘をつきません🤥

あなたは嘘をついた時「相手に見抜かれているんじゃないか?」

と心の中でドキドキしたり、

相手が嘘をついているんじゃないか?と疑ったことはありませんか?

相手の嘘を完全に見抜く方法があれば知りたいですよね?

結論から言うと嘘を完全に見抜く方法は・・・

 

ありません。

 

一般的に、嘘を見抜ける確率は54%程度と言われています。

これはコインの表裏を当てるのとほとんど同じです。

運です🪙

今回は、みなさんが1%でも真実に近づけるように

●動作

●表情

●言動

これら3つの視点から、科学的に人が嘘をついた時に出すシグナルを分析していきます。

動作から嘘を見抜け

人は嘘をつく時どんな動作をすると思いますか?

  • 顔のパーツを触る?
  • 腕を組む?
  • そわそわする?
  • 視線が泳ぐ?

この様な動作の出現から嘘を見抜こうとしていませんか?

実は、これらは科学的根拠はなく嘘を見抜くことは出来ないとされています。

人は嘘をついた時以外でも「心が動揺」した時には顔や喉元を触るような体の変化が現れます。

「嘘をついている」と疑われた場合も、動揺して自身の体を触る動作(マニュピレーター)が出てしまうのです。

ではどうやって嘘を見抜くか…

実は嘘をついている人はどちらかと言うと

「身体の動作は減る傾向にある」言われています。

その人の普段の癖や仕草から

「どう動きが減っているか」

に注目することで嘘を見抜く確率が上がるとされています。

特に普段から、身振り手振りで話をする(イラストレーターをする)人が急に動きが無くなった時は注意する必要があります。

嘘をついている人は、空想を話しているため視覚化する物がなく身振り手振り(イラストレーター)が減ると言われています。

微表情から嘘を見抜け

「微表情」とはほんの一瞬だけ現れる表情のことです。

例えば、嫌なことを言われて腹が立った際、その感情を抑えようとしても

一瞬だけ「眉が下がり、口に力が入ります」

抑制された感情が表情となって現れる時間はほんの一瞬

僅か0.2秒程です。

この一瞬の表情の変化に気がつけるようになれば、相手の嘘や真意を見抜く確率は上がります。

微表情に気付くためには感情に起因した「表情」を理解する必要があります。

7つの感情と表情

感情には

「幸福」「嫌悪」「軽蔑」

「怒り」「悲しみ」「恐怖」「驚き」

の7つがあり、これは万国共通であると言われています。

ここからはそれぞれの7つの感情に起因する表情を紹介していきます。

①「幸福」

眉が上がりニッコリと笑った顔になります。
②「嫌悪」

鼻の周りにシワが現れます。臭い物を嗅いだ時に出る表情です。
③「軽蔑」

左右の口角がアンバランスに高く上がります。馬鹿にしている時に現れます。
④「怒り」

眉が下がり、口に力が入ります。
⑤「悲しみ」

眉が「ハの字」になって口角が下がり、顎に力が入りシワが現れます。
⑥「驚き」

眉が上がり目が見開き、口が開きます。
⑦「恐怖」

「驚き」と同様の表情ですが、全体的に顔の筋肉は緊張しています。
一見どれも分かりやすそうですが、注意深く観察しないと案外見落としてしまいます。
この一瞬の微表情に真実が隠されているのです。

言語(パラ言語)から嘘を見抜け

会話の中で「あ〜」「え〜と」などの繋ぎとなる言葉を

パラ言語と呼びます。

これは心理的負荷がかかっている状態で現れます。

すぐに答えられるような簡単な質問なのに

あ〜…確かその時は…えっ〜と〜…」

とパラ言語が増えた時は要注意です。

その間に一生懸命ウソを考えている可能性があります。

また、FBIの捜査官が用いる手法で

相手の行動を時系列に説明させた後で、時系列を逆に説明させるという方法があります。

作り話が混じっていた場合は、そこで詰まってしまい時系列を逆から説明することが困難になります。

嘘を見抜くためには「観察眼」が必要

限られた情報や一度の観察で相手を「嘘つき」と断定することは難しいです。

また、一度相手を「嘘つき」呼ばわりして、それが違っていた場合は信用を失う事にもなりかねません。

その辺りは慎重になる必要があります。

様々な情報から、普段の動作、表情、言語と

「どの様に、何が、なぜ違うのか」をよく観察する必要があります。

今回紹介した方法は

あなたが1%でも真実に近づくための「材料」です。

これらの「材料」を集め分析することで、嘘を見抜きやすくなったり

騙されそうになった時の護身や、交渉の場など様々な場面において活躍することでしょう。

今回の記事があなたの役に立てれば幸いです。

最後まで閲覧いただきありがとうございました!

 

心理学
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ぱれいどりあ(ぱれ)です。
閲覧いただきありがとうございます。
日常に潜む心理学を分かりやすく解説することで、生活を豊かにする考えや知恵を共有できたらと考えています。
日々、医療に携わる中でカウンセリングや心理学の知識を学び実践しています。
よろしくお願いします。

主な資格:
公認心理師

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